株式会社宝建設の採用ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
企業のウェブサイトや採用ページをご覧になる際、皆様はどのような情報に注目されるでしょうか。事業内容、給与、休日、勤務地…いずれも、これからの人生を考える上で欠かせない、重要な要素です。
そして、もう一つ。多くの企業が掲げている「企業理念」や「経営理念」という言葉があります。
私たち、株式会社宝建設は、企業理念として『社員とその家族の幸せを第一に』という言葉を掲げております。
もしかすると、この言葉は少し綺麗事に聞こえるかもしれません。「仕事なのに、家族のことまで?」と、疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、私たちにとってこの理念は、単なる飾り言葉ではありません。会社の存続と成長の根幹を成す、極めて重要な経営哲学そのものです。
今回のブログでは、なぜ私たちがこの理念をこれほどまでに大切にしているのか、その背景にある建設業界の現実と、私たちの具体的な取り組み、そして未来への想いについて、少し長くなりますが、誠心誠意お話しさせていただきたいと思います。
皆様がこれからのキャリアを考える上で、会社を選ぶとはどういうことか、その一つの視座として、心に留めていただけましたら幸いです。
なぜ今、「社員の家族」まで考える必要があるのか

私たちの話をする前に、まずは建設業界が今、どのような状況に置かれているかをご説明させてください。
ご承知の通り、建設業界は長年にわたり、「3K(きつい・汚い・危険)」というイメージや、それに伴う慢性的な人手不足、そして就業者の高齢化という深刻な課題を抱えてきました。道路や橋、上下水道といった社会インフラを維持し、人々の暮らしを守るという、これほど社会貢献性の高い仕事であるにも関わらず、その厳しい労働環境から、若い世代がキャリアの選択肢として選びにくい状況が続いていたことは、紛れもない事実です。
しかし、時代は大きく変わりました。
働き方改革関連法が建設業にも適用され、労働時間の管理はこれまで以上に厳格になっています。また、少子高齢化の大きな波は、どの業界にも例外なく押し寄せ、「人」の確保は企業の生命線を左右する最重要課題となりました。
もはや、「気合と根性」で現場を回し、社員の自己犠牲に頼るような経営は、決して成り立ちません。「人がいなければ、会社は成り立たない」という、至極当たり前の現実に、私たち自身が真摯に向き合わなければならないのです。
では、どうすれば人は集まり、定着し、そして最高のパフォーマンスを発揮してくれるのでしょうか。
給与を上げる、休日を増やす。それももちろん重要です。私たちも当然、業界最高水準の待遇を目指しています。
ですが、それだけで人の心は本当に満たされるのでしょうか。
仕事のモチベーションが落ち込んだ時、困難なプロジェクトに直面した時、その人を支えるものは何でしょうか。
私たちは、その答えの一つが「家族の存在」だと考えています。
社員が安心して仕事に打ち込めるのは、家庭という安らげる場所があるからです。社員が仕事で輝けるのは、その姿を見て応援してくれる家族がいるからです。
ならば、会社が社員の幸せを願うのであれば、その社員を支える家族の皆様の幸せまで考えるのは、必然ではないでしょうか。
社員が胸を張って「うちの会社は、家族も大切にしてくれるんだ」と語れること。
ご家族が安心して「あの会社なら、大切な家族を預けられる」と思っていただけること。
それこそが、これからの時代に企業が選ばれ、生き残っていくための、最も確かな道筋だと、私たちは確信しています。
理念を「言葉」で終わらせないために

『社員とその家族の幸せを第一に』。
この理念を、単なる壁に飾られたお題目にしないために、私たちは具体的な制度や日々の業務の中に、その想いを反映させています。
1.ご家族の「いってらっしゃい」に、笑顔の「ただいま」で応えるために
ご家族が毎日、どのような想いで社員を現場へ送り出しているか。私たちは常にそのことを想像します。そして、その想いに応える私たちの絶対的な使命は、「安全」の確保です。
その想いの具体的な表れが、法定の労災保険に加えた「上乗せの労災保険」への加入です。
国の制度でカバーされるのは、あくまで最低限の補償です。しかし、万が一の事態が起きた時、残されたご家族の生活や心の負担は、計り知れないものがあります。
私たちは、そのような事態に会社として最大限の責任を果たす覚悟があります。経済的な不安を少しでも和らげ、ご家族が前を向いて生活を再建できるよう支えること。それは、社員の人生をお預かりする企業としての、当然の責務です。この制度は、私たちのその覚悟の証に他なりません。
2.何にも代えがたい「家族との時間」を創出する
家族の幸せとは、突き詰めれば、共に過ごす時間の中にこそあるのかもしれません。
家族揃って囲む温かい食卓。子どもの「今日ね、」から始まる他愛のない会話。週末に一緒に出かける、ささやかなイベント。
そうした何気ない日常の時間を守るため、私たちは業務の生産性向上に徹底して取り組み、「残業月平均5~10時間」という働き方を実現しています。
これは、誰かの無理や我慢の上に成り立っているのではありません。無駄な会議の削減、ITツールの活用、そして適切な人員配置と協力体制の構築。日々の地道な工夫と、時には「会社の利益より社員の健康が優先」と判断する経営の勇気によって、時間を創出しているのです。
社員が仕事で最高のパフォーマンスを発揮するためには、十分な休息と、心を満たす家族との時間が必要不可欠です。私たちは、その時間を確保することを、重要な経営課題として捉えています。
3.今日の安心と、未来への希望を育む
ご家族が抱くもう一つの願いは、「将来にわたる生活の安定」でしょう。
その想いに応えるため、私たちは二つの制度を重視しています。
一つは、「資格取得支援制度」です。
土木施工管理技士といった国家資格は、技術者としての市場価値を高め、キャリアを盤石なものにします。資格手当による収入増は、ご家族の生活に直接的な豊かさをもたらします。会社がその挑戦を全面的にバックアップするのは、社員の未来、ひいてはそのご家族の未来に対する、私たちの投資なのです。
もう一つは、「退職金制度」です。
これは、長年にわたり会社に貢献してくれた社員への感謝のしるしであると同時に、現役を退いた後のセカンドライフまで見据えた、長期的なパートナーシップの約束です。共に働き、会社を支えてくれた社員が、そのご家族と共に豊かな老後を送れるよう支えること。そこまで見届けて初めて、会社は「社員の人生に寄り添った」と言えるのではないでしょうか。
あなたが「会社を選ぶ」ということ
ここまで、私たちの理念と取り組みについてお話しさせていただきました。
最後に、転職・就職活動に臨む皆様に、一つの問いを投げかけたいと思います。
皆様にとって、「良い会社」とは、どのような会社でしょうか。
高い給与、大きなプロジェクト、有名な企業。それらは確かに魅力的です。
しかし、人生は長い道のりです。結婚、出産、子育て、親の介護…ライフステージは刻々と変化し、その時々で仕事に求めるものも変わっていきます。
そんな時、心の支えとなるのは、会社の「価値観」や「理念」への共感ではないでしょうか。
自分が大切にしているものと、会社が大切にしているものが同じ方向を向いている。そう感じられる時、人は日々の仕事に誇りを持ち、困難な壁に直面しても、「この会社のためなら」と前向きな力を発揮できるものです。
私たちは、『社員とその家族の幸せ』を何よりも大切にします。
私たちは、社員を「コスト」や「労働力」とは考えません。同じ未来を目指して共に汗を流す、かけがえのない「パートナー」です。そして、そのパートナーを日々支えてくださるご家族もまた、私たちにとって感謝すべき大切な存在なのです。
もし、あなたがご自身の幸せはもちろんのこと、あなたの愛する家族の幸せをも願う方であるならば。
私たちのこの考え方は、きっとあなたの人生観と深く響き合うはずです。
この記事を読んで、私たちの理念に少しでも心を寄せていただけたなら、これに勝る喜びはありません。
長い文章を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
ぜひ一度、面接の場などで、あなたの仕事への想い、そしてご家族への想いをお聞かせください。
あなたと、そしていつかあなたのこ家族とも、良いご縁で繋がれる日を、心より願っております。

